TOEIC受けてきた

昨日TOEICが終わって気が抜けたので、久しぶりにブログでも書くか。

TOEICは大体年に一度のペースで受けていて、700点→650点→825点というのが最近の履歴。こういう得点レンジでTOEICを受け続けていることが、日常的に英語を使う職場環境になく、あくまで自分は英語学習者です、と表現しているに過ぎず、恥ずかしいといえば、恥ずかしいのかもしれない。

英語を職業的に使っている人は、やはりさらりと900点台を取っちゃうものだし、大体英語を日常的に使わないといけない環境ではTOEICの点数なんて必要ない。そのような職場では、日頃の仕事ぶりで、どれくらい英語ができるかは評価されるわけだし、新しく入ってくる人には、英語で面接すればよいのだから、資格なんて必要ない。

はやく900点以上とって、さも最初からそれくらい取れましたよ的な顔をしたいものである。できれば、今回がそうでありますように。

今回の勉強の記録を残しておくと、本番2週間前の土日で、公式問題集Vol.2を使い2回リハーサルした。この時の換算点レンジが、1回目:795-885、2回目:770-860。リスニングセクションで2回目があまり出来なかった一方、リーディングは2回ともほぼ同じ得点だった。この時点で、今回はリスニングの当たり外れを克服することを目標とした。

まず、Smart.fmでの学習時間は、新しい単語の記憶ではなく、既に達成したゴールのディクテーションだけを行うようにした。(そうこうしているうちに、Smart.fmが3/31でサービス停止するという残念なアナウンスもあった。)

ただ、これでもなかなか得点が上がる気がしなかったので、本番一週間前にリスニングだけ10回分リハーサルできる問題集を購入。これは音楽CDではなく、データCD-ROMに10回分のMP3を収録したもの+問題集。これを朝起きてから1回、会社の昼休みに1回やって終わらせた。これが得点アップにつながっているかは、今回の結果を見るしか分からない。というのも、この10回でそれほど正解率が上がった訳ではなかった。結局のところ、85%くらいの正答率をうろうろ、95%くらいまでいくのではと期待したのだが。まあ、もう少し復習に時間をかけて、弱点を克服しなければ、得点アップはしないのかも。ただ、確実に「リスニングセクション慣れ」はした。どこが集中のしどころか、どこで気を抜いていいのか、どれくらいのペースで回答していけば、次の問題の朗読が流れる前に、次の問題文を読めるのか、などを体で覚えることができた。これのおかげで、本番も落ち着いて実力通りの結果が出せたと思う。

逆に、今回はリーディングで時間配分をミスった気がする。Part7のシングルパッセージまでに時間をかけすぎて、ダブルパッセージの問題で慌てるはめになった。最近、ようやく英語の飛ばし読みができるようになって、リハーサルではそれが上手く出来ていたと思うのだが、本番はいまいちだった。だから、シングルパッセージに必要以上に時間がかかり、慌てると更に飛ばし読み能力が低下し…、という感じで、どういう結果になっているかが不安である。これは、試験慣れしたリーディングセクションとは対照的だった。

今回は初めてTOEIC向けの試験勉強をしたTOEICだった。TOIEC向けの勉強というと、実力以上の点数を取るための、みみっちい行為のような気がしていたが、今回やってみた印象では、落ち着いて本来の実力を発揮するために必要なものだと感じた。あと、語学はある程度体育会系修練が必要で、数多くこなすということをやらないと、身に付かない部分がある。リスニングのリハーサル10本セットは結構リスニングのいいトレーニングになったと思うが、そんなことテストでもないとしないからなあ。

次回があるとすれば、また来年かな。TOEICが気になっていて、今年の中長期的な目標がまだ定まっていなかったので、まずは今年の抱負をじっくり考えたい。